長い間「ゲームのキャラクター人気はストーリーの人気以上に強さと相関がある」と考えている。
別に統計を取っているわけではないのだが、まあ概ね当たっていると思う。
ストーリーの人気は割と一過性で最終パーティーに入ってたからこのキャラ好きというのはあるあるじゃなかろうか。最終パーティーは特にこだわりがなければ強いキャラになる。
こういうと「強さはぱっとしないけどこのキャラのストーリーが好きだから私は好きだしずっと使ってた」みたいな人を馬鹿にしてるように思うかもしれないが別にそういうわけではない。ただ全体で見たときにまあキャラとして強いやつが結局人気あるよね?というそれぐらいの温度感。
言っていることが逆のように感じるかもしれないが、弱すぎると逆転して愛されるパターンもある。
FPSのゲーム:レインボーシックスシージのタチャンカは最初期、設置型のマシンガンを置くというスキルだった。このゲームは攻撃(突入側)と防御(籠城側)に分かれて何ラウンドかゲームを行い、先に一定ラウンド取ったチームが勝ちというゲームである。キルタイムが短いのもあり位置情報が重要なのだが、そんなゲームで目立つ設置型マシンガンに座っていると普通に頭を撃たれて死ぬ。下手すると正面からでも打ち負ける。
もはや舐めプで使われているキャラだったが、公式の悪乗りもありファンコミュニティから熱狂的に愛された(それはそれとしてランクマで使うと怒られるキャラではあった。ちなみにリワークの末現在割と強いキャラになったらしいが、設置型マシンガンの代わりに焼夷グレネードを持っておりまったくの別キャラに改造されている)
あと、強い弱いにかかわらず、案外(といっては製作に失礼だが)キャラクターのパラメータやスキルはそのキャラの性格に沿ったものとなっている。
「こういうパラメータ/スキルを持ったキャラはどういう見た目/性格か?」
「こういう見た目/性格ならどういうパラメータ/スキルを持っているか?」
というのは当然考えられている。
「斧をもった攻撃力の高そうなキャラとか重機関銃を設置するキャラはムキムキのおっさんにした方がいい。」みたいな簡単なものから、「キャラクターの性格に加えてそのキャラクターとかかわりの深いキャラクターと相性がいいようなパラメータに仕上がっている」みたいなものまで。
逆に言うとスキルをどういうモノかというのを考えると開発がどういうキャラ造形にしたいのかという意図がくみ取れるということにもなる。
こういう考えをする人は少ない。強いキャラだとスキル相性とかでにらめっこする人間が出てくるのでまだ多少考えている人はいるが、逆に言うと弱いキャラはあんまり見られていない。
現代は特にソーシャルゲームでキャラが飽和気味で中堅ぐらいのキャラはどういう能力で作られているかいまいち深く考えられていないのではないか?
そういう面からキャラクターをみるのもまた面白いのではないかと最近思う。
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と、あまりの集中力のなさと文章能力の低さに少し書く練習をしようという目的でここまで1時間制限のつもりで文章を書いていた。
のだが、実際1.5時間以上かかっている。そもそも文章を書くのにどれだけ時間がかかるのかわかってない模様。あとタチャンカの話に時間かけすぎた。